AGPビデオカードの搭載

PCIなビデオカードはまだリリースされ続けていますが、どうしてもクロックやメモリバンド等がAGP版より劣ってしまいますから、可能である限りAGPビデオカードに乗り換えたいところです。

PC-9821でAGPを利用可能にするものとしては玄人志向製の「CHAGNE AGP2PCI」か「CHANPON-ZERO」が存在しますが前者はRvII/RsIIで利用できません。
その理由は
・AGPビデオカードのIDSELはカード上で「16」に固定されている。
・440FX系チップセットはIDSEL-11がデバイス番号となるためAGPがデバイス番号「5」として扱われるのでOK。
・RvII/RsIIの場合はIDSEL-16がデバイス番号となるためAGPがデバイス番号「0」となりPCIコントローラと衝突。
ということです。
すなわちRvII/RsIIユーザのAGP搭載=CHANPON-ZERO増設の一択になります。

ただこのパーツはプレミア化していて、たまにオークションに出ても結構なお値段になります。
AGPのビデオカードもそれなりなお値段になりますし、C/Pを考えると「かなり贅沢」なパワーアップですから実行に移す前に良く考えることをお勧めします。

CHANPON-ZERO2の搭載

CHANPON-ZEROはPCIスロットに挿すベース基板と実際にAGPや追加PCIスロットのあるライザ基板から構成されており、これをフラットケーブルで繋ぐ仕様です。
ベース基板とライザ基板はネジ留めできるようになっていますが、その固定をするとロープロファイルなAGPとPCIしか載らなくなりますし、他のスロットの邪魔になります。
なので長いケーブルに取り替え、ライザ基板をC-BUSの部分に設置するのが常套となっています。
Win2000使用なのでC-BUSは不要です(w
延長ケーブルですが、ATA100のケーブルにて代用可能です。

CHANPON-ZERO2の写真

常用はGeForceFX5700Uなのですが、今回はテストも兼ねてRADEON9800Proを使用します。
地雷で有名なパワカラ製ですが、これは大丈夫な模様(w
また、PCIスロットにはIEEE1394カードを挿しておくことにします。

RADEON9800Pro

CHACHAの導入

CHANPON-ZEROはPCIブリッジを利用した製品ですので、PC-9821のPCI-BIOSがうまくリソースの制御を行えないことが多々あります。
これを解消してくれるソフトウェアがまりも氏作の「CHACHA」です。
バージョンも随分上がり、今は開発というより保守状態になっていますから大抵の環境では問題なく利用できるのではないでしょうか。
組み込みに関しては詳しいドキュメントが付随しますからここでは触れません。

CHACHA導入後、デバイスのリソース状況を確認するには、同じくまりも氏作の「PCILIST」をご利用ください。

まりも氏のサイトには当サイトのリンク集からジャンプできます。

セットアップ

CHACHAが正常にセットアップできていれば注意点はそんなに無い気が・・・
もちろん、PCIのカードのときと同様、BIOSの起動障害対策とdispflipの対応は必要です。
また、GeForceの6000シリーズ以降では使用するドライバのバージョンにも気をつける必要がある模様です。
FUJI氏のページの掲示板に情報が寄せられています。

CHANPON-ZEROの固定

最大の問題となるのが「固定」です。うまい金具が無いと「筐体が揺れただけでフリーズ」とかになってしまいます。
ここで大活躍なのがN.Y氏謹製のCZ2-OPTKITで、CHANPON-ZEROを使うなら必須のアイテムと言っても過言ではありません。
N.Y氏も時間が取れるときに受注してくださっているようですので、持っていない方は気長にという前提でお願いしてみるのもアリかもしれません。

N.Y氏のサイトには当サイトのリンク集からジャンプできます。

OPTKITの固定状態

ちなみに内部写真はこんな感じです。

増設後のRvII26内部写真


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