はじめの一手

いくらRvII26が9821で最強といえど、現在のPCとしては厳しい仕様ですから全体的にいじる必要があります。
で、旧機種をWindows用に延命させるパワーアップのポイントですが、nicoはこんな優先順位でやってます。

  1. メモリの増設(Windowsで使うなら何よりもメモリ優先(最低256MBは必須)
  2. ストレージデバイスの高速化(RvII26はまだマシですけどね)
  3. ビデオカードの換装(CPUと比較して結果がわかりやすい、RvII26はCPU交換が大変)
  4. CPUの換装(最終兵器ですよね・・・)

ここではパワーアップの大前提、メモリの増設と細かいパワーアップを紹介します。

メモリの増設

RvII26ではインターリーブでのメモリアクセスを行いますので、SIMMを4枚単位で増設する必要があります。
また使用可能なメモリの種類はFastPageのパリティ付きか、ECC対応EDOメモリでなければなりません。
なお、搭載可能な最大メモリは一枚128MBのSIMMを8枚で計1GBになります。

メモリスロットの写真

と言ったところで新品はもう売っていないでしょうからオークション等で探してください。
なんだかんだで結構プレミア価格がついていますから覚悟が必要です(64×2で7〜8千円が相場)
そんなに払いたくない!って方はジャンク屋で捜すことになりますね。一枚300円でも出ているときはあります。
私は足を使うことを怠ったのでオークションで買いました。
NEC製のPC-9821ME5(64M)を4枚+IOデータのNE-ECC64M(64×のセット品)を2セットで計512MBの搭載です。

ME5とNE-ECCの写真

CPUの換装

ITF無改造のRvII26においてはKlamathと呼ばれる第一世代のPentiumIIしか搭載できません。
ということでアップグレードするにも300MHz×2が最大です。

今のご時世であればゴミのような値段で手に入るでしょうが、気をつけないといけないコトが一点。
Klamathの300MHzは異常に電流を喰うのです。
よって300MHzに変更したい場合はVRMもセットで交換する必要があります。
VRMって何な方はどるこむの過去ログを見て勉強してください。

Klamath300MHzの写真

選ぶ際のポイントは最大電流がいくつか、入力電圧はいくつか、です。
Klamath300MHzの最大電流は14.2Aですのでこれ以上のもの、また9821ですので入力電圧が5V対応のものを使うということになります。
入力電圧の見分け方ですが、部品面から見て右側のコンデンサが10Vなら5V品、16Vなら12V品と憶えておくと良いかと。
#たまに12V/5V両対応なものがあるので一概に言えませんけど・・・

VRMの一例

PCIサウンドカードへの変更

RvII26にはX Mate PCMという音源が搭載されていますが、この音源はC-BUS(16bit)接続ですのでCPU負荷が大きいのが難点です。
特に300MHz×2という遅いCPUの場合は尚更、重めのアプリケーションを実行する時の障害になります。
これはPCI接続のサウンドカードを追加しX Mate PCMを使用不可にすることで解消可能なのですが・・・
RvII26にはPCIバスが3本しかないために大抵の方はストレージとビデオカードで既に2本埋まっているでしょうからどうしてもというワケではありません。
CHANPON-3を持ってる方は気にしないんでしょうけど、それ以外では「贅沢な使い方」ですからねぇ。

XMate-PCMの写真

なお、PC-9821に正式対応のサウンドカードはほぼありませんから「どるこむ」など掲示板の過去ログから情報を探してくる必要があります。
ちょっと古いですがFMF-7xx系のものは結構すんなりと動くようですのでお手軽ではないでしょうか。
「音質にもこだわりたい」方はオーディオカードの類を挿さないといけませんので、慎重に情報を探してください。
JIVE氏のページでいくつかの動作例を確認できます。
興味のある方は当サイトのリンク集からどうぞ。

YMF-724の写真

ここまでのまとめ

これだけでもweb巡回とかなら何とかなりそうな気がするんですが、如何なもんでしょう?


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